テスト前はピリピリ…娘が少しだけ笑顔になった工夫とは

子どもが勉強する姿
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テスト前になると、家の中がピリピリした空気に包まれる…。

「どうやって子どもに接したらいいかわからない」

これは多くの思春期の子どもを持つ家庭で、よくある光景と悩みではないでしょうか。

我が家の高校生の娘も例外ではなく、試験が近づくとイライラが増えて笑顔が減ってしまいます。

そんな時に「親としてできることは何だろう?」と試行錯誤した結果、少しだけ娘の表情がやわらぐ工夫が見つかりました。

ここでは、同じように「テスト前の子どもが不機嫌で困っている」という方に向けて、我が家で実際に効果があった工夫をご紹介します。

目次

テスト前に子どもがイライラするのは自然なこと

テストが近づくと、子どもはプレッシャーや不安で気持ちが不安定になりがちです。

  • 「勉強が間に合わないかも」
  • 「いい点数を取らなきゃ…」
  • 「友達よりできなかったらどうしよう」

こうした思いが頭の中をぐるぐる回り、落ち着かなくなるのは当然のことです。

特に思春期の子どもは言葉に出さずとも、態度や表情にイライラが表れます。

親としては「頑張って!」と声をかけたくなりますが、その一言が逆にプレッシャーになってしまうこともあります。

そこで、我が家では「どうやったら、少しでも安心できる雰囲気をつくれるか」を意識するようにしました。

娘が少しだけ笑顔になった工夫とは

勉強の合間に“ほっとするおやつタイム”を用意する

リビングのお菓子

長時間机に向かっていると、集中力が切れてイライラしやすくなります。

そこで、休憩時間に温かい飲み物とちょっとしたおやつを用意しました。

「この時間だけは甘いものを食べられる」

そう思えることで、気分転換になったようです。

わざわざ特別なお菓子を買わなくても、市販のビスケットやおせんべいで十分です。

我が家では、お菓子箱をリビングに設置し、いつでも自分で好きなだけ持っていけるように工夫しました。

「今日は、お菓子1つ持っていくね」と、娘との会話もプラスでできるように!

小さなリフレッシュとなる「拠りどころ」が、思った以上に効果を発揮しました。

「頑張って」よりも「ありがとう」の声かけをする

テスト前に「勉強頑張ってね」と言うと、娘は「言われなくてもやってる!」と反発することも..。

そこで、声かけを「ありがとう」に変えてみました。

「毎日机に向かっていてえらいね」

「家のことも手伝ってくれて助かるよ」

感謝の言葉はプレッシャーにならず、自然に笑顔が返ってきます。

「認めてもらえた」という安心感が、心の支えになっているのかもしれません。

勉強以外の話題で気分をリセットする

イヤホン

テスト前は、どうしても勉強のことばかり考えてしまいます。

そこで、あえて勉強とは関係ない話題を振るようにしました。

「お母さん、藤井風さんの歌と人柄好きだわ!」

「ぇぇ、お母さん、藤井風知ってるの?私も好き!」

好きなドラマや推しのアイドルの話題になると、娘の表情が一気に明るくなります。

短時間でもリラックスできる時間を持つことで、気持ちが切り替わりやすくなるようです。

心地よいと思える勉強環境を整える

机の上の観葉植物

イライラの原因は気持ちだけではなく、環境にもあります。

机の上が散らかっていたり、部屋が暑かったり寒かったりすると、集中力が途切れて不機嫌になりやすいのです。

我が家では一緒に机の上を片付けたり、机に置ける観葉植物を置いたり、アロマの香りが出る線香を置いたりして、勉強しやすい環境を整えました。

お金をかけなくても、100均とかにあるボックスとか、癒やしグッズとかで十分ですよ!

子どもが心地よいと思える勉強環境を整えることも、小さなストレスを減らす工夫のひとつです。

親自身もリラックスを意識する

ソーダーストリームがコップに入っている

子どもがピリピリしていると、親までつい緊張してしまうものです。でも、親が落ち着いていると子どもも安心しやすいと感じます。

私自身も「大丈夫、大丈夫」と心の中でつぶやいたり、娘と一緒に深呼吸をしたりして、自分を落ち着ける工夫をしました。

さらに、私は1日の終わりに炭酸水メーカー「ソーダーストリーム」で、レモン果汁をたっぷり入れた炭酸水を作るのを日課にしています。

炭酸のさわやかな刺激で「今日も1日がんばったなぁ」と気持ちを切り替えることができ、ちょっとした癒やしにもつながります。

小さなことですが、親の雰囲気は子どもにそのまま伝わると感じるので、リラックスする習慣を持つことが大切だと思います。

テスト前の声かけで注意したいこと

逆に、テスト前に子どもへ言わない方がいい言葉もあります。

「もっと勉強しなさい」

「このままで大丈夫なの?」

「いい点を取らないとね」

これらは本人も十分わかっていることなので、「そんなのわかってるわよ!」と、かえってストレスになります。

代わりに「いつも頑張ってるね」「少し休憩してみる?」といった言葉をかける方が安心感につながります。

ほんの小さな工夫が表情を明るくする

テスト前の子どもは、どうしても笑顔が少なくなりがちです。

しかし、

  • 勉強の合間におやつタイムをつくる
  • 「頑張って」より「ありがとう」と声をかける
  • 勉強以外の話題で気分転換する
  • 勉強環境を整える

こうしたほんの小さな工夫で、娘の表情が少しだけパッと明るくなり、親子の会話も増えていきました。

テスト前の緊張感を完全になくすことはできませんが、親子の空気を少しやわらげることは可能です。

ぜひあなたのご家庭でも取り入れてみてくださいね。

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