固定費の見直しで月1万円節約!シングルマザーが実際にやった方法

手書きの家計簿のイメージ
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シングルマザーの生活は、日々のやりくりが大きな課題です。

私自身も離婚をきっかけに家計を一人で支えるようになり、毎月の出費の多さに頭を抱えていました。

「もっと節約しなきゃ」と思っても、成長期の食費や子どもの教育費はなかなか減らせません。

子どもに我慢を強いるような節約は避けたい、でもお金の不安は常にある…。そんなジレンマを抱えていました。

そこで私が取り組んだのが、変動費ではなく毎月必ず発生する固定費の見直しです。

実際に取り組んだ結果、生活の質を落とさずに毎月1万円以上の節約ができました。

固定費は毎月必ず出ていくお金なので、一度見直せば効果がずっと続くのが大きな魅力です。節約が苦手な人でも「仕組みを変えるだけ」なので、気づかないうちにお金が貯まるようになります。

ここでは、私が行った固定費の見直し方法を体験談として紹介します。

目次

スマホ代のプランを見直し

スマートフォンを触る手

格安SIMを使っていましたが、契約内容を確認すると、ほとんど使っていないオプションや不要なデータ量にお金を払っていたことに気づきました。

意外と「とりあえず入っておこう」と思ったオプションがそのままになっているケースは多いようです。

プランを変更しても通話やネット利用には支障がなく、娘も「LINEとYouTubeが見られれば十分」と言って不満なし。

結果、スマホ代は家族3人で月7,000円ほどにダウンし、毎月約3,000円の節約に成功。年間にすると約3万6,000円です。

スマホはほとんどの家庭で必須の支出だからこそ、節約効果も大きいです。契約更新のタイミングや機種変更の前にチェックしておくと、余計な出費を未然に防げます。

スマホ代は一度見直すだけで効果が大きく、しかも毎月自動的に節約できるのが魅力です。

もし契約内容をしばらく確認していない方は、ぜひチェックしてみてください。

保険を必要最低限に整理

結婚当初に加入した生命保険や医療保険を見直したところ、不要な保障が多いことが分かりました。

たとえば、子ども医療証があるのに手厚い医療保険に入ったままだったり、三大疾病保障が重複していたり…。思い込みで「安心だから」と払い続けていた部分が多かったのです。

そこで、医療保険の書籍や信頼できるファイナンシャルプランナーのブログを参考にし、最低限の保障だけを残すことにしました。

その結果、月1万2,000円以上払っていた保険料が、死亡保険のみの加入となり、約1万円の削減に。

保険は「安心料」として入りすぎてしまうケースが多いので、定期的に見直すことが大切です。ライフステージに合っていない保障を削るだけで、思った以上の節約につながります。

保険料は目に見えにくい出費ですが、一度の見直しで大きな効果が得られます。

保障内容を改めて確認するだけでも安心感が増し、「本当に必要なものだけを選んでいる」という納得感も生まれました。

サブスクの整理

気づけば音楽配信、動画配信、ネットショッピングの有料会員と、サブスクだらけになっていました。毎月数百円だから気にならない…と思っていても、積み重なると大きな出費になります。

娘と相談して「本当に必要なものだけにしよう」と決め、音楽配信サービスはApple Musicに一本化。これだけは譲れないとのことで残しましたが、それでも月2,000円の節約に成功しました。

サブスクは再登録も簡単なので、「一度止めてみる」くらいの気持ちで整理するのがおすすめです。

思ったより使っていなかったサービスに気づけるきっかけにもなります。

サブスクは「気軽に始められる分、気づかないうちに増えてしまう」のが落とし穴です。月に一度、明細を見直す習慣をつけるだけでも、不要な出費を防げます。

公共料金の支払い方法を変更

意外な盲点だったのが電気・ガス・水道の支払い方法です。口座引き落としからクレジットカード払いに変更し、ポイント還元を受けることにしました。

楽天カードで支払うようにしたところ、貯まったポイントを楽天デビットカードで利用できるようになり、実質で月約3,000円分の節約効果に。

クレジットカードのポイントは小さな金額でも積み重なると大きな差になります。特に電気やガスのように必ず使うサービスは、ポイント還元の恩恵を受けやすいです。

毎月の生活費の一部をポイントでまかなえるようになったのは大きな安心材料です。

小さな工夫ですが、一度設定すれば自動的に続くのが魅力です。「使うだけで得する仕組み」を作ると、節約がストレスになりません。

固定費を見直してみて

以上の見直しで、毎月およそ1万8,000円の節約ができました。

  • スマホ代:約3,000円削減
  • 保険料:約1万円削減
  • サブスク:約2,000円削減
  • 公共料金:約3,000円分の節約

年間にすると約21万6,000円の節約効果です。

大学の入学資金に充てたり、家族旅行に行ったりと、大きな余裕が生まれます。数字にすると、これまで「仕方ない」と思っていた固定費の重さを改めて実感しました。

もちろん見直せる部分は人によって違いますが、「一度やれば自動的に節約できる」というのが固定費見直しの大きなメリットです。

毎日の努力ではなく一度の行動で済むため、忙しいシングルマザーでも無理なく取り入れやすいと感じました。

節約は我慢ではなく仕組みを変えること

ハート型をした観葉植物

以前は「節約しなきゃ」と焦って食費や娯楽を削り、ストレスばかりたまっていました。

でも固定費を見直したことで、無理のない節約ができ、家計に余裕が生まれました。

お金の不安が和らぐと、子どもと外食を楽しんだり、小さな旅行を計画したりと、前向きなお金の使い方ができるようになります。「節約した分で笑顔が増える」という実感は、とても大きな励みになります。

もし家計に悩んでいるなら、まずは固定費から見直すのがおすすめです。小さな一歩でも、積み重ねれば大きな安心につながります。

ぜひ、固定費の見直しをして、笑顔あふれる家庭になってくださいね。

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